2019/01/26  弦室内楽演奏会VOL.3

教員

髙旗 健次(たかはた けんじ)

ヴァイオリン・ヴィオラ

広島大学卒業後,同大学大学院博士課程前期修了。ドイツ国立カールスルーエ音楽大学大学院芸術家養成課程,並びに同大学大学院国家演奏家試験課程ソリスト科に進学し,共に審査員満場一致の最優秀の成績を収め「芸術家ディプロム」並びに「ドイツ国家演奏家資格」を取得修了。ドイツには文科省長期在外派遣研究員,広島大学大学院教育学研究科海外派遣研修員としても赴任。帰国後は,広島大学において学部・大学院生の教育に従事する傍ら,定期的なリサイタルや室内楽コンサートの開催,著名な演奏家(ドイツ国立カールスルーエ音楽大学教授でヴァイオリニストのN.エアリッヒ氏,同大学教授でトランペッターのR.フリードリッヒ氏,東京音楽大学教授でチェリストのD.フェイギン氏など)との共演,ソリストとしてオーケストラとの共演,ゲストコンサートマスターとして演奏会に出演するなど,幅広く活動している。ALMコジマ録音より「E.イザイ作曲:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 全6曲」(レコード芸術・特選盤/音楽現代・推薦盤),2025年3月,2ndアルバムとして「R.シューマン作曲:ヴァイオリン・ソナタ全3曲/F.A.E.ソナタ」の2枚組CDをリリース。ドイツ・バーデン州立歌劇場オーケストラヴァイオリン奏者を経て現在,広島大学大学院教授(人間社会科学研究科音楽文化教育学領域)。 

客員教授

遠藤 和子(えんどう かずこ) 

チェロ

広島県呉市出身。4歳よりピアノ、11歳よりチェロを始める。
広島大学教育学部音楽科卒業。同大学卒業演奏会出演。
在学中よりヤマハ音楽教室で講師を務める。
2005年 広島交響楽団入団。
2007年 クーベリックトリオが主宰するミュージックキャンプに参加。ミハル・カニュカ、カレル・フィアラ各氏に師事。
2008年 日本演奏連盟新人演奏会出演。ドボルザーク作曲チェロ協奏曲ロ短調を広島交響楽団と共演する。
同年 アフィニス音楽祭に参加。
2012年 日本文学を朗読とチェロで奏でるユニット「音楽文庫」を結成。各地の図書館、学校などで公演し、CDを作成する。
その他にソロ、室内楽の演奏活動を行う。
これまでにチェロを故田中美光、秋津智承、ピーター・バラン、マーティン・スタンツェライトの各氏に師事。
2025年4月より広島大学教育学部客員准教授として後進の指導にあたる。

藤丸 大輔(ふじまる だいすけ)

コントラバス

沖縄県立芸術大学音楽学部卒業。学内選抜による卒業演奏会、室内楽定期演奏会に出演。
第17回おきでんシュガーホール新人演奏会、入選。
卒業後、関西に拠点を移し各地のオーケストラに客演。
これまでに清水かおり、深沢功、永島義男、石川浩之、新眞二の各氏に師事。
2015年12月より広島交響楽団コントラバス奏者。広島大学教育学部客員准教授。

森 純子(もり じゅんこ)

チェロ

広島市出身。11歳からチェロを始め、桐朋学園女子高等学校音楽科を経て同大学卒業。斉藤秀雄、倉田澄子、藤原真理の各氏に師事。卒業後、広島交響楽団に在籍。退団後は、1982年に結成したアルシェ弦楽四重奏団の団員として、19年間に亘り広島、岡山での定期演奏会の他、各地でシリーズコンサートを開催した。

2003年からは「ひろしま チェンバー ソロイスツ コンサート」を主宰し、国内外の演奏家と共に室内楽演奏会を開催している。また、チェロ・アンサンブル・サイトウのメンバーとしても、多くの国での公演やCD録音を行う。ピアニストのヨゼフ・ハーラ氏、村上弦一郎氏、上野真氏等との共演の他、NHKBS、FM出演など、多彩な演奏活動を続ける。

* 森純子先生は,2025年3月をもって定年を迎えられました。長期にわたってのご指導、ありがとうございました。

徳原 正法(とくはら まさのり)

コントラバス

1960年広島生まれ 京都市立芸術大学卒業
コントラバスを村上満志、中島盛雄、西出昌弘、故奥田一夫各氏に師事
広島交響楽団でコントラバス奏者として活動する傍ら、モダンタンゴ五重奏団に参加。

※徳原正法先生は,2021年7月17日に逝去されました。
徳原先生には,学生に寄り添った,非常に愛情深いご指導をいただきました。
ここに深く哀悼の意を表します。