附属三原中学校の芸術鑑賞会にて,被爆樹木を使用した弦楽器の演奏とレクチャーを行いました
2024年1月29日(月),本研究室の博士課程前期の大学院生と学部生が,本学附属三原中学校の芸術鑑賞会にて,広島大学所蔵の被爆樹木を使用した弦楽器を用いた演奏を披露しました。この鑑賞会を通して,本研究室の学生は広島大学の理念の一つである「平和を希求する精神」を育み,そして附属三原中学校は「人権と生命を大切にし,平和を求める人間を育てる」といった教育目標を,被爆樹木の楽器の制作経緯の説明や実演の鑑賞を通して養うことができました。
被爆樹木を使用した弦楽器の音色を鑑賞した生徒からは「私達が亡くなり、平和について伝えることができなくなっても、ヴァイオリンという楽器としての形や実際にひいてでた音で残し、いつまでも平和について考えることができると思いました。」といった感想がありました。