2019/01/26  弦室内楽演奏会VOL.3

教員

Takhata Kenji

髙旗 健次

ヴァイオリン

広島大学卒業後,同大学大学院博士課程前期修了。ドイツ国立カールスルーエ音楽大学大学院芸術家養成課程,並びに同大学大学院国家演奏家試験課程ソリスト科に進学し,共に審査員満場一致の最優秀の成績を収め「ドイツ国家演奏家資格」を取得修了。第31回北九州芸術祭に出演。文科省長期在外派遣研究員(ドイツ)1年間。広島大学大学院教育学研究科海外派遣研修員(ドイツ)。ドイツでのリサイタルでは「楽曲における細部へのこだわりと内容豊かな全体構成力」,またオーケストラとの共演では「表現力の非常に高い巨匠的名演奏」との評価を得る(いずれもドイツ・バーデン新報紙)。ドイツ在住中には,ドイツ国内はもとより,クロアチア(ザグレブ)やボスニア・ヘルツェゴビナ(サラエボ)でも演奏を行う。帰国後は,広島大学において学部・大学院生の教育に従事する傍ら,定期的にソロリサイタルを開催。2021年には,E.イザイ作曲の無伴奏ヴァイオリンソナタ全6曲リサイタルを京都と広島で開催し,同年11月号の雑誌「音楽の友」誌上で「安定した正確なテクニック,表情の豊かさと繊細な音楽の構成で聴衆の心を捉えた」との評価を得る。また,ドイツ国立カールスルーエ音楽大学教授でヴァイオリニストのN.エアリッヒ氏や同大学教授でトランペッターのR.フリードリッヒ氏,東京音楽大学教授でチェリストのD.フェイギン氏との共演,ソリストとしてオーケストラとの共演,ゲストコンサートマスターとして演奏会に出演するなど幅広く活動している。ヴァイオリンを玉井宣昭,市原利彦,田渕洋子,小川有紀子,田中千香士,N. エアリッヒの各氏に師事。室内楽をW. J. ヤーン氏に師事。現在、広島大学大学院教授(人間社会科学研究科音楽文化教育学領域)。2019年4月より2021年3月まで,広島大学附属幼稚園第16代目園長。

客員教授

森 純子

チェロ

広島市出身。11歳からチェロを始め、桐朋学園女子高等学校音楽科を経て同大学卒業。斉藤秀雄、倉田澄子、藤原真理の各氏に師事。卒業後、広島交響楽団に在籍。退団後は、1982年に結成したアルシェ弦楽四重奏団の団員として、19年間に亘り広島、岡山での定期演奏会の他、各地でシリーズコンサートを開催した。

2003年からは「ひろしま チェンバー ソロイスツ コンサート」を主宰し、国内外の演奏家と共に室内楽演奏会を開催している。また、チェロ・アンサンブル・サイトウのメンバーとしても、多くの国での公演やCD録音を行う。ピアニストのヨゼフ・ハーラ氏、村上弦一郎氏、上野真氏等との共演の他、NHKBS、FM出演など、多彩な演奏活動を続ける。

現在、広島大学教育学部客員教授として後進の指導にもあたっている。

客員教授

藤丸 大輔

コントラバス

沖縄県立芸術大学音楽学部卒業。学内選抜による卒業演奏会、室内楽定期演奏会に出演。
第17回おきでんシュガーホール新人演奏会、入選。
卒業後、関西に拠点を移し各地のオーケストラに客演。
これまでに清水かおり、深沢功、永島義男、石川浩之、新眞二の各氏に師事。
2015年12月より広島交響楽団コントラバス奏者。広島大学教育学部客員准教授。

徳原 正法

コントラバス
1960年広島生まれ 京都市立芸術大学卒業
コントラバスを村上満志、中島盛雄、西出昌弘、故奥田一夫各氏に師事
広島交響楽団でコントラバス奏者として活動する傍ら、モダンタンゴ五重奏団に参加。
広島大学客員教授。エリザベト音楽大学非常勤講師。




※徳原正法先生は,2021年7月17日に逝去されました。
徳原先生には,学生に寄り添った,非常に愛情深いご指導をいただきました。
ここに深く哀悼の意を表します。